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秘密仏教(ひみつぶっきょう)の略称であるともされ[1]、「秘密の教え」を意味するともされる。密教徒の用語では「金剛乗」(vajrayāna)ともいう。これは、大乗(mahāyāna)、小乗(hīnayāna)と対比した表現である。あるいは真言乗(mantrayāna)とも言う。 英語ではEsoteric buddhismと呼び、9世紀以降の後期密教についてはTantric Buddhismタントラ仏教と呼ぶ。一般の大乗仏教(顕教)が民衆に向かい広く教義を言葉や文字で説くに対し、密教は極めて神秘主義的・象徴主義的な教義を教団内部の師資相承によって伝持する点に特徴がある。「秘密の教え」という意味の表現が用いられる理由としては、顕教が全ての信者に開かれているのに対して、灌頂の儀式を受けた者以外には示してはならないとされた点で「秘密の教え」だともされ、また、言語では表現できない仏の悟り、それ自体を伝えるもので、凡夫の理解を超えているというという点で「秘密の教え」だからだとも言う[2]。師が弟子に対して教義を完全に相承したことを証する儀式を伝法灌頂といい、教えが余すところなく伝えられたことを称して「瀉瓶の如し(瓶から瓶へ水を漏らさず移しかえたようだ)」という。インド密教を継承したチベット仏教がかつて「ラマ教」と俗称されたのは、師資相承における「師(ラマ)」に絶対的に帰依する特徴を捉えたものである。密教は一般に仏教のひとつだとされている。[3]
以上引用
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